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金水晶の酒造りを動画でお届けしています。
福島市内唯一の造り酒屋での日本酒造り、11月も半ばにさしかかり、ますます盛り上がってきています。
11 酒母造り・暖気樽入れ(だきだるいれ)①
金水晶酒造店では、大きなタンクに直接酵母を入れてしまわず、まずは小さなタンクで酵母菌を増やします。温度管理が大切なので、暖気樽(だきだる)という容器に冷水や温水を詰めて温度調整をし、強い酒母に育てていきます。
12 酒母造り 暖気樽入れ②
11月の福島市は穏やかな天候が続いています。でもこれが大変!酒母を育てるには気温が高すぎるのです。そのため、冷水を詰めた暖気樽だけでは足りず、氷を直接投入して温度を下げています。
13 米蒸し
金水晶酒造店では、一つのタンクに蒸し米を三回に分けて仕込みます。この方法を三段仕込みと言います。
本日蒸しているのは、純米吟醸原酒「おらが純米」に使う福島市産の「ひとめぼれ」と「金水晶純米酒」に使う福島市産の酒造好適米「五百万石」。
釜に載せた甑(こしき=大型セイロ)を布で上下に仕切り、二種類の米を一気に蒸していきます。
14 蒸気を抜く
蒸しあがりのタイミングは杜氏(とうじ=酒造りの責任者)が決めます。指示に従って木の杭を釜の中に打ち込み、蒸気を抜いてから米を取り出します。
15 新人がんばる
今年、蔵人となった伊藤が、蒸米を放冷機に移しています。ウエイトリフティングと柔道で鍛えたそうで軽々と運んでいます。